なんでもワイヤレス接続ユーティリティ(オペレートナビ用)(以下、接続ユーティリティとします)は、なんでもワイヤレスとオペレートナビを接続して、なんでもワイヤレスでオペレートナビを操作するための、接続ユーティリティです。
対象機器 | なんでもワイヤレス(SPP接続) |
対応アプリケーション | オペレートナビTT/TT2/TT3 |
OS | Windows7 / 8.1 / 10 |
メモリー | 対象のオペレートナビの推奨容量以上 |
ハードディスク | 対象のオペレートナビの推奨容量以上 |
Bluetooth | Bluetooth 2.1+EDR class 2準拠 (対応プロファイル SPP) |
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なんでもワイヤレスの通信モードをSPPモードに変更する。
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なんでもワイヤレスの電源をいれてペアリングモードになることを確認する。
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通信モードがオペレートナビ用になっているか確認します。 通信モードの確認手順
通信モードの設定手順
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なんでもワイヤレスをWindowsとペアリングします。
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5 | インストールの完了を示すバルーンが表示されたら、ペアリング完了です。 |
※このバルーン表示は数秒で消えます。 |
まず、Windowsのタスクトレーの表示設定を行います。
1 | デスクトップ画面の右下にタスクトレイを表示する領域を確認します。 | |
2 | 上向きの「▲」印をクリックします。 | |
3 | カスタマイズをクリックします。 | |
4 | アイコンのリストの中から「AnyWirelessConnect」を捜します。 | |
5 | すぐ右のリストボックスで「アイコンと通知を表示」を選択します。 | |
6 | OKボタンを押します。 | |
7 | 接続ユーティリティのアイコンがタスクトレイに表示されていることを確認します。 |
つぎに、接続ユーティリティと、なんでもワイヤレス本体を次の手順で関連づけます。
1 | タスクトレイの接続ユーティリティのアイコンを右クリックします。 | |
2 | 「動作テスト(T)」を選択します。するとダイアログが表示されます。 | |
3 | ダイアログの中の「更新」ボタンを押します。 | |
4 | 「更新中です。しばらくお待ちください」とメッセージが表示されるので、メッセージが消えるまで待ちます(この処理は数分程度かかる場合があります)。 | |
5 | メッセージが消えたら、リストボックスを開いて「TSWBD-A01」(なんでもワイヤレスのデバイス名)を選択します。選択するとすぐに接続が開始されますのでお待ちください。 | |
6 | リストボックスの右側の「●」が青くなれば接続完了です。 また、接続が完了するとバルーン表示でお知らせします。 | |
7 | ※もし、接続できない場合は、なんでもワイヤレスの電源を切り、再び電源を入れてしばらく待つと接続されます。 | |
8 | なんでもワイヤレスの本体にあるテストボタンを押すと、テストダイアログの1〜5のボタンが緑に光ることを確認してください。 | |
9 | 正しく接続したことを確認したら、OKボタンを押してダイアログを閉じます。 |
対象のオペレートナビの設定を下記の手順で確認してください。
1 | スタートメニューから、「プログラム(すべてのプログラム)」の中の「オペレートナビTT」の中の「オペレートナビ設定」を選択します。 |
Windows7の場合 Windows8.1 / 10 の場合 (スタート画面) (デスクトップアイコン) |
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画面上部のメニュー「ツール」から、「スイッチポート」を選び【USB】の項目がチェックマークとなっていることを確認します。異なる場合は、USBを選択してください。
※なんでもワイヤレス接続ユーティリティ(オペレートナビ用)は、USB接続との互換性があります。 |
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3 | オペレートナビを起動し、なんでもワイヤレスで、スキャンや選択ができるかどうか確認してください。 |
タスクトレイのアイコンは、接続ユーティリティの状態によって次のように変化します。
1 | 接続ユーティリティと、なんでもワイヤレスが切断されている場合は、BTの文字が灰色になります。また、マウスカーソルをアイコンの上にもっていくと、「なんでもワイヤレスは接続されていません。」と表示されます。 |
灰色アイコン |
2 | 接続ユーティリティと、なんでもワイヤレスが接続されている場合は、BTの文字が青色になります。また、マウスカーソルをアイコンの上にもっていくと、「なんでもワイヤレスは接続されています。」と表示されます。 |
通常アイコン |
接続ユーティリティは、なんでもスイッチと接続したり切断したりすると、バルーンで状況をお知らせします。なお、バルーン表示が不要な場合は、非表示にできます。
1 | Bluetooth情報を検索しているとき | |
2 | なんでもワイヤレスと接続処理中のとき | |
3 | なんでもワイヤレスと接続処理が完了したとき |
バルーン表示の表示・非表示の設定方法
1 | タスクトレイの接続ユーティリティのアイコンを右クリックします。 |
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2 | バルーン非表示(B)を選択します。 | |
3 | 再度、タスクトレイの接続ユーティリティのアイコンを右クリックし、バルーン非表示(B)にチェックマークが付いていることを確認します。 | |
4 | 再び表示させたい場合は、再度「バルーン非表示(B)」を選択してチェックを外します。 |
接続ユーティリティは、スイッチのテストと設定ができます。
1 | タスクトレイのアイコンをクリックして「動作テスト(T)」を選択してください。ダイアログが表示されます。 |
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2 | まず、なんでもワイヤレスが接続されている事を確認します。リストボックスの右側の「●」が青くなっていることを確認してください。 |
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スイッチコネクタ本体のテスト用スイッチ、もしくは接続されているスイッチを押します。画面上で、押されたスイッチの箇所が緑色に反応することを確認してください。 | ||
4 |
操作テストの結果、スイッチの入力が画面に正しく表示(緑色に表示)されない場合、なんでもワイヤレスの電源、Bluetoothのペアリング、Bluetoothの接続状況、接続ユーティリティの設定等をご確認ください。 押されたスイッチの箇所が緑色に反応していても、対象のアプリケーションが反応しない場合は、対象のアプリケーションの設定やバージョン等をご確認ください。 |
・なんでもワイヤレスをペアリングし直した場合の設定
なんでもワイヤレスをペアリングし直した場合は、デバイスの情報を更新する必要があります。「動作テスト」の画面の「更新」ボタンを押して情報を更新してください。
・複数のなんでもワイヤレスの選択
一つのパソコンに複数のなんでもワイヤレスをペアリングしている場合、「動作テスト」の画面のリストボックスから選択できます。新しくデバイスを追加した場合は、更新ボタンを押すことでデバイス情報(リスト)を更新できます。
・選択中のなんでもワイヤレスに設定されている仮想COMポート番号を保存しない場合
「動作テスト」の画面の「ポート番号を保存しない」のチェックボックスをチェックありにしてください。なお、ポート番号を保存しない場合は、起動時にデバイス検索を行うため、接続処理に数分程度かかる場合があります。
バルーンの表示と非表示の設定
バルーン表示を必要に応じて、非表示または表示にすることができます。タスクトレイの接続ユーティリティのアイコンを右クリックし、バルーン非表示を選択してください。
バージョン情報を確認するには、次の手順で表示します。
1 | タスクトレイの接続ユーティリティのアイコンを右クリックします。 |
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2 | バージョン情報(A)を選択します。 |
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3 | バージョン情報を確認したらOKボタンで閉じます。 |
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ヘルプ(この文書)は、次の手順で開きます。
1 | タスクトレイの接続ユーティリティのアイコンを右クリックします。 |
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2 | ヘルプ(H)を選択します。 |
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または、スタートメニュー、スタート画面から「ヘルプ」を選択します。 |
接続ユーティリティを終了する手順は、次のとおりです。
なお、終了すると、なんでもワイヤレスからの操作はできなくなりますのでご注意ください。
1 | タスクトレイの接続ユーティリティのアイコンを右クリックします。 |
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2 | 終了(X)を選択します。 |
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コントロールパネルの「プログラムのアンインストール」で、なんでもワイヤレス接続ユーティリティ(オペレートナビ用)を選択し、画面の指示に従ってアンインストールしてください。 |
ユーザサポートにご連絡いただく時は、「なんでもワイヤレス」の本体の裏に明記されているシリアル番号を確認の上、以下までお問い合わせください。
以上