ここより、本文です。
OAKのオプションに「なんでもIR」がありますが、これは家電品の赤外線リモコン信号を学習して、接続したパソコンから家電品をコントロールできる機器です。
OAKをインストールすると、なんでもIRのドライバーソフトウェアと「リモコンコンセント」(左写真/オーム電機社製)の赤外線リモコン信号が同時にセットアップされます。OAKを起動して出力先をリモコンにするとこのリモコンコンセントがON/OFFできるようになります。
テレビの付属リモコンを左図のようなリモコンボタンそれぞれに、あらかじめ登録(学習)しておけば、マウスでクリックしてテレビをコントロールできます。
マウスが操作できない時は「なんでもIRアシスタント」というオプションソフトウェアをインストールすると、ショートカットキーで操作することができるようになります。ショートカットキーは下の表のようにあらかじめ決められています。ショートカットキー動作01例えば、カスタムテンプレートを利用して作成した右図のリモコンでは、テレビのチャンネルアップが「Alt+1」というショートカットキーになります。同様に音量アップは「Alt+2」、音量ダウンは「Alt+3」となります。
ボタン名 | ショートカットキー |
---|---|
ボタン1 | Alt+1 |
ボタン2 | Alt+2 |
ボタン3 | Alt+3 |
ボタン4 | Alt+4 |
ボタン5 | Alt+5 |
ボタン6 | Alt+6 |
要するに、
これはとてもシンプルな方法です。あらかじめリモコン画面が見えるように配置してリモコンボタンの上にマウスポインタをセットしておきます。この状態でOAKの出力を「左クリック」にすれば良いだけです。
OAKの出力には「カスタム」という方法があります。このカスタムを選ぶと「出力先ウィンドウ」と「送信キー」が指定できます。
この方法で、例えば、エアスイッチ1をテレビのチャンネルアップ(Alt+1)に、エアスイッチ2を音量アップ(Alt+2)に、エアスイッチ3を音量ダウン(Alt+3)に、ということが可能になります。