ここより、本文です。
Windowsの標準的なユーザーのシステムアクセス権限である「管理者」や「標準ユーザー」でのご利用を前提としています。
学校や企業等の組織で、アクセス権限が標準と異なる場合は、ご利用になるユーザーでのアクセス権限の追加が必要になる場合があります。 権限追加の詳細については、下記の表をご参照ください。
また、ライセンス登録およびUSB認証ついての注意事項、更新の確認の注意事項についても併せてご確認ください。
なお、仮想環境での動作は、弊社では検証していません。仮想環境で動作させるためには実環境と同等の環境を準備する必要があると考えられますので、下記の「Windowsの仮想環境での動作について」もご参照ください。(※ただし仮想環境での動作を保証するものではありません)
Windowsの「アカウント」の「アカウントの種類の変更」で設定できる「管理者」や「標準ユーザー」と異なるアクセス権限のユーザー設定をしている場合には、下記のフォルダおよびレジストリに、利用者環境権限で読み取り、および書き込みができるように設定する必要があります。
システムフォルダ |
%SystemDrive%\ttacinf\* %AllUsersProfile%\* %AppData%\* (※利用者環境権限で読み取り、および書き込みが必要です。) |
---|---|
プログラムフォルダ (パッケージ版のみ) |
%PROGRAMFILES(X86)%\IBMBES\*
または
%PROGRAMFILES%\IBM\BES\*
(※利用者環境権限で読み取り、および書き込みが必要です。 ただし、書き込みはバーチャルストアへリダイレクトされる設定(標準設定)でかまいません。) |
レジストリ |
\\HKCU\* \\HKLM\SOFTWARE\WOW6432Node\IBM\Win-BES XP\2.0\* (※読み取りのみでも可) または \\HKLM\SOFTWARE\IBM\Win-BES XP\2.0\* (※読み取りのみでも可) |
%AllUsersProfile%が仮想化されている場合の注意点 |
設定メニューからの設定の初期化ができなかったり、アインインストール時に設定を削除する を選択しても設定をクリアできないことがあります。 その場合は下記のファイルを消してください。 %AppData%\..\Local\VirtualStore\ProgramData\IBM\BES\WINBESXP.INI |
バーチャルストアに関する注意点 |
バーチャルストアにゴミが残っていると認証ができない場合があります。その場合は次のフォルダを確認してファイルを削除してください。
|
USB機器へのアクセス権限 (パッケージ版のみ) |
パッケージ版の場合は、USBキーによるライセンス認証を行います。USBの機器の下記の情報が特別な権限なしに参照できる必要があります。
|
ご注意 | パーセント記号(%)で囲まれた文字列はシステム環境変数です。また、バーチャルストアのパスは%AppData%からの相対パスで表現しています。ご利用のシステムに合わせてファイルパスを読み替えてください。なお各パスの最後にはアスタリスク(*)を表記しているものは、表記パス以下はすべて対象としてください。 |
ダウンロード版 オンラインパッケージ版 の場合 |
ダウンロード版、オンラインパッケージ版においては、ライセンス登録時に、インターネット接続およびユーザーアカウント制御(ライセンス登録プロファイル起動時に表示されます)で管理者権限での実行が必要です。なお、オフライン登録をする場合は、インターネット接続は不要です。 |
---|---|
パッケージ版の場合 | パッケージ版はUSBキーの接続の有無でライセンス認証を行います。USBキーの接続の有無を確認するためには、上記の「アクセス権限の追加に関する注意事項」に沿ってアクセス権を付与する必要があります。 |
点字編集システムは、定期的に更新の確認(更新プログラムの有無の確認)を行います。更新の確認の時にインターネットに接続していないなど、弊社サーバーに接続できない場合は、確認および更新プログラムのダウンロードができません。なお、ユーザーがご自身のタイミングで更新の確認およびダウンロードを行うこともできます(「メニューバー」>「ヘルプ」>「更新の確認」)。
定期的な更新の確認は、点字編集システム起動時に行われ、前回の起動から24時間を超えていた場合に、弊社サーバーへ接続します。インターネット接続がない場合や弊社サーバーへ接続できなかった場合でも、特にエラー等は表示されません。ユーザーご自身で「更新の確認」を実行した場合はそのときに、弊社サーバーへ接続します。インターネット接続がない場合や弊社サーバーへ接続できなかった場合は、接続できなかった旨のメッセージを表示します。
仮想環境での動作は、弊社では検証していません。仮想環境で動作させるためには実環境と同等の環境を準備する必要があると考えられますので、下記の点についてご確認ください。(※ただし仮想環境での動作を保証するものではありません)
USBキーの認識 (パッケージ版の場合) |
パッケージ版の場合は、USBキー(物理デバイス)を仮想環境上でも認識させる必要があると考えられます。 |
---|---|
周辺機器の認識 | 点字プリンターや点字ディスプレイを接続してご利用になる場合は、それらの機器(USBシリアル変換器も含む)を仮想環境上でも認識させる必要があると考えられます。 |
その他 | 上記の「アクセス権限の追加に関する注意事項」、「ライセンス登録」、「更新の確認」の各項目も併せてご確認ください。 |
このページと同等の内容のPDFファイルの文書を用意しています。下記リンクでダウンロードできます。